今回で2回目の参加となる牛窓ナチュラルキャンプ。
ecoleでは前回と同様、革を使ってのワークショップ、「こどもざっかや」を出店してきました。
本物の動物の革を素材に、ポーチやアームリング、ネックレス、めがねなど自分の好きな雑貨を
制作しようというものです。そしてこの革は、革製品が製造される過程で、捨てられるはずだった
子どもたちに、本物に触れて育ってほしいという想いを受け継いで、ecoleではワークショップとして
体験の場を提供しています。
革にもいろんな色や質感があって面白いですね。
そして、革の特性の一つとして、「水に濡らすと型がつきやすくなる」という性質があります。
その性質を利用して、簡単なポーチを作ったり、アームバンドを作ったり。。
やり方は穴を開ける。水につけて折る。穴に紐を通して結ぶといったごくごく簡単な作業
なので、子ども達もやり方を覚えたら、ず〜っと黙って黙々と作り始めています。
その目つきは真剣そのもの。
無人島という大自然の中でインスピレーションを受けて、革に触れてモノを作る。
本当に贅沢な時間だったと思います。
昨年も来てくれたこの女の子は、ほとんど1日中、革で作っていて気がつくとこんなに素敵な
姿になっていました!
「島」「音楽」「アート」「キャンプ」このキーワードが織りなす不思議なゆるい空気感は
何にも代え難い素敵な時間を作り出していました。
ここでの体験はどれも学校では教えてくれないようなものばかりですが、ここでは大人達が自然
と子ども達に遊びを教えてくれています。
ecoleのテーマでもある「地域を学び場にする」こと。この牛窓ナチュラルキャンプではそれが
自然にできていたような気がします。
ecoleの活動は2014年度は以下の財団に助成をいただいてイベントを運営しています。