2014年5月30日金曜日

ecole6月のワークショップのお知らせ

今年のecoleの新しい取り組みとして、アーティスト目線のワークショップを取り入れてみようと思っています。アーティストって何を考えて作品を作っているのか気になりませんか?一見ムチャクチャに見えてもしっかりと考えていたりするんですよ(笑)そしてアーティストの世界観をわかりやすく伝えようというのが今回のワークショップです


************************


6月のイベント


アーティストとあそぼう!vol.1


アーティスト・・・島村敏明(画家)

1976年生まれ。光をテーマに平面作品を描いている。

会期 6月28日(土)14:00〜16:00


場所 奈義町現代美術館(現地集合)
   〒708-1323 岡山県勝田郡奈義町豊沢441
http://www.town.nagi.okayama.jp/moca/about-j.htm



定員 親子10組程度


参加費 1家族300円+美術館入館料(大人500円 小学生200円)


準備物 後日連絡します。


************************





アーティスト 島村敏明さんの作品 (天神山文化プラザ、天神MAMでの展示、制作風景)








奈義町現代美術館は建築家の磯崎新さんが設計した太陽・奈義町現代美術館は建築家の磯崎新さんが設計した太陽・月・大地と名付けられた作品と美術館が一体となった、言わずと知れた有名な美術館です。アーティストの島村さんは2006年にこの美術館で個展をされていて、ご本人にとっても思い入れのある美術館でもあります。








そして島村さんはアーティストでありながら、子どもたちから絶大な支持を受け、自然と子どもたちが
集まってくるオーラを持った方です!お子様づれでなくても、一緒に子どもたちと遊びたいという方も大丈夫ですので是非ともご連絡お願いします!月・大地と名付けられた作品と美術館が一体となった、言わずと知れた有名な美術館です。アーティストの島村さんは2006年にこの美術館で個展をされていて、ご本人にとっても思い入れのある美術館でもあります。

そして島村さんはアーティストでありながら、子どもたちから絶大な支持を受け、自然と子どもたちが
集まってくるオーラを持った方です!そんな島村さんが、いったいどんなワークショップをされるのか!今から楽しみですね!ワークショップをご希望の方は、下記のメールにご連絡お願いします。お子様づれでなくても、一緒にどもたちと遊びたいという方も大丈夫ですので是非ともご連絡お願いします!


連絡先 ecole.doact@gmail.com  担当 花田洋通

2014年5月20日火曜日

棚田おさんぽ会で見えたこと

5月のecoleのイベントは 岡山県美作市上山にある棚田を風景に多くの移住者が集まって棚田再生活動を行っている上山集落に遊びに行きました。英田上山(あいだうえやま)にはみんなの力で再生された美しい棚田があります。




そして、その再生のために素敵な人達が集まっています。そのメンバーの一人でもある水柿大地さんが運営するいちょう庵にお邪魔させてもらいました。

いちょう庵は、もともと森の中に浸食されるように眠っていた民家をみんなの力で再生させたそうです。僕たちが立っているこの地もすべて自分たちで整備していったということを話をしてくださいました。周囲に住んでいるみんな一人一人が大切な仲間で、一人一人の持っている能力が活かされて、協力しあって生きている。そしてこの地には県外から移住して来られた方も多くおられるそうです。








そんないちょう庵の敷地には新しく建物が建設中でした。もちろんこれもセルフビルド!
一階が納屋で二階がイベントスペースになるとのこと。自分たちの生活を誰かに任せるのではなく、自分たちで築いていくというのは大変だけどとても充実しているんだろうなと感じました。








見渡す限りの風景に自分の手が加わっているというのは、なかなかできない体験だと思います。現代の一般的な生活では常に誰かに自分の生活を任せています。食べ物、住まい、休日の過ごし方。お金で様々なサービスを手に入れれますが、僕たちは、そうすることでたくさんのことを考えなくなっていきます。


消費をメインとした暮らし 





創造をメインとした暮らし






ecoleのコンセプトに置いている「岡山を学びの場とした創造的な場の提供」

消費とは「現在目に見えているものを使い続けること」

創造とは「現在目に見えていないものに形を与えること」


田舎というのは何もないという人がいますが、実はそれがとても大切なことだと考えています。
目に見えていないからこそ、形を作り出すことができます。それが創造性につながります。
実際に、子供たちは何もない場所でいろんな遊びを思いついていました。

















建設中の木材の端材で遊んだり、枝を拾ってお店屋さんごっこをしたり、ブランコをみんなで乗ったり。


今回は、ただおさんぽです。一見アートとは全く関係ないようにも見えます。
でも、「無いものがあるという環境」が私たちの頭の中に「創造性の余白」を生んでくれます。
まさに、このいちょう庵から見える風景は、上山集落に関わる皆さんの創造性溢れる作品で満ちあふれていました。







ecoleの活動は2014年度は以下の財団に助成をいただいてイベントを運営しています。


photo  木坂源太  text  花田洋通