「ことば」の先に広がる世界へ分け入っていく2時間です。
子どもが使う「ことば」から、ニュースの「ことば」まで、詩人と一緒にいろんな角度から見つめ直して発見してみませんか?
○● 詩人 アーサー・ビナード ●○
米国ミシガン州生まれ。コルゲート大学で英米文学を学び、90年来日、日本語での詩作を始める。詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞を受賞。『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞を受賞。『ことばメガネ』(大月書店)、『さがしています』(童心社)など、絵本の著作多数。エリック・カールの『ホットケーキできあがり!』(偕成社)、アーノルド・ローベルの『カエルもヒキガエルもうたえる』(長崎出版)などの絵本の翻訳も多数手掛けている。
アーサーさんからのメッセージ
「みなさ~ん! どんなレンズで世界を見つめていますか? 日本語メガネ? 英語メガネ? 絵本メガネ? 楽しむレンズも、ウソを見抜くレンズも、詩人と一緒にみがきましょう!!」
【イベント詳細】
日時 8月21日(水) 10:00~12:00
場所 中仙道幼稚園(岡山市北区中仙道2丁目10-17)
参加費 1000円(中学生以下のお子さんは無料)
定員 100名(要予約)
託児 無料、定員30名(お子さんとの入場も可能です)
お申し込みは・・・
①名前 ② お子さん同伴かどうか ③託児の有無
をご記入の上、
yuka.i@triccco.com
までお願いします。
ecoleのワークショップも日々進化しています。
地域の関わりを大切にしていますが、地域とひとくくりに言ってもぼんやりとしていて上手く伝わりません。
私たちが考えている地域の「人」「場所」は周囲に流されない自分自身の「アイデンティティ」を持っている方達です。
アイデンティティとは何か?
なかなか難しいですね。
アイデンティティはよく「個性」と捉えられます。
子どもは「個性が強い」とよく言われますが、正確には
「我が強い」のだと思います。
では「我」と「個性」の違いとはなんでしょうか?
端的に言えば、「個性」は周囲から必要とされ、役割として尊重
されます。周囲から必要とされなければ、それは「我」となって
しまいます。
今回のワークショップでは、教育者、アーティスト、建築家、
デザイナー、カメラマンなどが関わっていました。
役割があるから、一人ではできないものがで出来上がる。
それが職業というものなのでしょうね。
子どもたちの眼には、この地域の人たちはどのように
映っているのでしょうか?
子どもたちの「我」を少しずつ光る「個性」に育てて
いきたいですね。