地域の関わりを大切にしていますが、地域とひとくくりに言ってもぼんやりとしていて上手く伝わりません。
私たちが考えている地域の「人」「場所」は周囲に流されない自分自身の「アイデンティティ」を持っている方達です。
アイデンティティとは何か?
なかなか難しいですね。
アイデンティティはよく「個性」と捉えられます。
子どもは「個性が強い」とよく言われますが、正確には
「我が強い」のだと思います。
では「我」と「個性」の違いとはなんでしょうか?
端的に言えば、「個性」は周囲から必要とされ、役割として尊重
されます。周囲から必要とされなければ、それは「我」となって
しまいます。
今回のワークショップでは、教育者、アーティスト、建築家、
デザイナー、カメラマンなどが関わっていました。
役割があるから、一人ではできないものがで出来上がる。
それが職業というものなのでしょうね。
子どもたちの眼には、この地域の人たちはどのように
映っているのでしょうか?
子どもたちの「我」を少しずつ光る「個性」に育てて
いきたいですね。