2015年8月10日月曜日

夕暮れ時にドラムサークル in ハレマチガーデン

昼間は灼熱の太陽。セミの声。アスファルトの灼ける臭い。

真夏は夕暮れ時から、過ごしやすくなってきますね。

そんな中、8月のecoleのイベントは始まりました。

場所はイオンモール岡山の5Fにあるハレマチガーデン。






地上よりも少しだけ空に近く、植物に囲まれたこの場所は街中だと

いうことを一瞬忘れさせてくれるような場所でもあります。

そこで、今回は夕暮れ時から日没にかけてみんなでドラムを叩こうという

イベントを開催しました。









講師はドラムサークル ファンタリズムの森本智美さん




つい先日、結成10周年を迎えられたみんなに愛されているドラムサークルです。

ドラムを叩くには、中心になってリズムを作る人がいます。

その人がみんなの心臓の代わりになって叩き続けていき、それに合わせて周りが同調していきます。






心臓の鼓動は誰もが持っていて、なぜか落ち着くリズム。

音楽のなんの知識もなくても、自然と音楽ができていきます。








森本さんを中心に輪になって、彼女の動きを見ながら自然と音が集まっていく。

会話というのは言葉だけではないんだなあ、と感じる場面でした。










子どもの歩いたり、飛んだり、跳ねたりするリズムに合わせて、ドラムを叩いたり。

親も自由な子どもの振る舞いを微笑ましく見ながら、一緒にリズムを刻みます。

普段では、なかなか子どもの自由奔放さを許すことができません。でもここは

自由に表現していいよという場。






森本さんが、「リズムの中心になりたい子は、いませんか〜?」

と投げかけると子供達全員が「やりたーい!」

と元気に手を上げていました。






彼らの気持ちが解放されている証拠ですね。

そういった空気、環境が作れたことが今回のイベントでは大きな成果だと感じました。


これからもecoleでは、大人も子どもも楽しめるような、創造的なイベントを企画していきたい

と思っています。



写真 テキスト 花田洋通


2015年のecoleのイベントは独立行政法人 国立少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」の助成を受けて活動しています。